Youは何しに上関へ?
上関町には、“地域の課題や問題をDXで解決するモデルをつくりたい”と思って来ました。これまで新規事業とか業務改善に関わってきたんですけど、やっぱり“現場でDXを実装して、ちゃんと成果が残る形にしたい”という思いがあって。
上関町って、行政も地域も事業者さんも、距離がすごく近いと感じたんです。だからこそ、企画から実行、改善、運営までを一体で進められる環境があるんじゃないかなと思って、この町で挑戦することを決めました。
現在はどんなお仕事を
されているんでしょうか。
自治体とか中小企業さん向けに、DX支援や新規事業の企画・設計、業務改善なんかをやっています。単にITを入れるだけじゃなくて、“人材不足”とか“業務の属人化”みたいな課題を、仕組みやDXでどう解決するかっていうところが専門なんです。
上関町では、IoTを活用した事業の検討とか、教育や観光とデジタルを組み合わせた企画なんかにも挑戦していきたいと思っています。地域資源を活かした、実践的なプロジェクトをどんどん形にしていきたいですね。
移住の決め手になった
ポイントを教えてください。
“問題と可能性が同時に存在している町だな”って感じたことが大きかったんです。人口減少とか高齢化みたいな課題は確かにあるんですけど、それを理由に諦めるんじゃなくて、前向きに取り組もうとしている人がいる。
それに、外から来た人の知見や経験を柔軟に受け入れてくれる土壌があるんですよね。この環境なら、地域に本当に必要な取り組みを形にできるんじゃないかと思って、移住を決めました。
実際に暮らしてみて、
どんな魅力を感じていますか。
自然が豊かなのはもちろんなんですけど、海がすぐそばにあることと、人との距離の近さが魅力ですね。誰がどんな思いで暮らしているのかが見えるし、何かを始めようとすると自然と相談や協力が生まれるんです。
都市部ではなかなか得られない、“自分の行動が地域にどう影響するか”を日常的に実感できる場所だなと思っています。人と人とのつながりの中で、挑戦が前に進む町だと感じています。
生活面で感じることがあれば
教えてください。
正直に言えば、不便なところはあります。車は必須ですし、買い物とか医療面では都市部との差もあります。でも、その“不便さをどう補うか、どう改善するか”を考える余地があるのも上関の面白さなんですよね。オンラインを活用したり、ちょっと工夫するだけで快適さは大きく変わります。不便を“課題”として前向きに捉えられる人には、すごくやりがいのある環境だと思います。
これから挑戦したいことを
教えてください。
大きく2つあります。ひとつは、個人的にITの資格を取ること。もうひとつは、上関町で生まれた取り組みを“一過性で終わらせず、継続できる形にすること”です。小さな町でも実現できるDXや新規事業のモデルをつくって、将来的には他の中山間地域や離島にも展開できる形にしたいんですよね。“人口が少ないからできない”じゃなくて、“人口が少ないからこそ実現できる”事例を、上関から発信していくのが目標です。
最後に、移住を考えている方へ
ひと言お願いします。
地方移住って、完成された環境に入ることじゃなくて、“一緒につくっていくこと”だと思うんです。最初から完璧を求めずに、自分にできる役割を少しずつ見つけていくことが大切かなと。自分の経験やスキルを活かす意識があれば、移住は必ず価値あるものになります。上関町は、挑戦する人を受け入れてくれる町だと感じています。