人生の第二幕は故郷・上関で

munemasa-main 宗正美和さん(38)

▼ 生い立ち、そしてUターン

宗正さんは上関町の踊堂保育園を経営する超専寺の次女として生まれました。だから、もちろん踊堂保育園の卒園児。小学生から高校生までの暮らしのなかにも保育園があり、園児とのふれあいもありました。「だから、自然と教育関係を進路に選んだんでしょうね」と宗正さん。京都の大学を卒業すると山口県に戻り、小学校(岩国市)の教諭になりました。 28歳で結婚をすると、出産を期に退職。岩国市に暮らし、専業主婦として子育てに専念。二人目の子どもにも恵まれました。その頃のこと、上関町の実家に戻って保育士をしたいと思うようになりました。 「出産で実家に帰っているとき、子ども達と接して、保育の現場を見て、そう感じたんです」。資格取得のための勉強を開始して、35歳で保育士となり働きはじめました。 妻と2人の子どもは上関町に暮らし、夫は週末になると職場のある岩国市から上関町へ戻ってくる。そんな生活を続けています。夫は「実家の役にも立つことだから」と応援してくれているそうです。

▼ 上関町での子育て

「上関に戻ってきて良かった」と宗正さん。特に子育てに関して、上関町の環境は恵まれているといいます。
まず、自然環境の素晴らしさ。「最近は休みの日になると子ども達といっしょに自転車で出かけます。公園に行って四つ葉のクローバーを探したり・・・。たわいもないことだけど、とても楽しいみたい」。一人で子どもが過ごすときにはゲームに興じることもあるとか。しかし、誰かと一緒にとなると、自転車に乗って出かけて、自然のなかで遊ぶことが好き。「そろそろ暗くなったから帰ろう」とお母さんが言い出すまで夢中なのだとか。
加えて、近所の人たちが子どもを気にかけてくれているという安心感もあるといいます。
「みんなが子どもに声をかけてくれますよ」。地域全体で子どもを育てる。そんなコミュニティが上関町には残っています。

▼ 保育士として

踊堂保育園は高台にあるから、車の危険もない。

踊堂保育園は高台にあるから、車の危険もない。

「園児が30人ほどの小さな保育園ですが、安心してお子さんを任せていただけます」と宗正さん。規模が小さいからこそ、年上や年下の子どもと触れ合う機会も多く、縦の繋がりが自然に生まれています。また、保育園は高台にあるから、車の危険もなく、のびのびと遊ぶことができるとか。なるほど、園児たちは寺の境内を元気に走り回って遊んでいました。 ただ、子どもの数はどうしても減少する傾向。だから、「上関へは、お子さんのいらっしゃる家族にたくさん来て欲しい」とは、宗正さんの心からの望みです。

▼ これからも上関町で

ダンスの練習中!

ダンスの練習中!

現在、保育園の主任を務めるのは宗正さんの母です。そして、いずれは宗正さんがその役割りを継ぐことになります。「この自然やのびのびした環境をそのままに、子どもたちが健やかに成長するお手伝いをしていけたら」。上関町を舞台に、宗正さんの保育士としての人生の第二幕は、まだ始まったばかりです。 (取材/2015年11月)

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